WHITESNAKE/WHITESNAKE 白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス (1987)

アルバムレビュー

点数 100点(日本盤を元に評価)

ハードロック
イングランド

白蛇の紋章~サーペンス・アルバス 30周年記念エディション(通常盤2CD)
白蛇の紋章~サーペンス・アルバス 30周年記念エディション(通常盤2CD)

『名曲の数々!商業的にも大成功した必聴盤』

イングランド出身のホワイトスネイクによる7枚目のアルバム

ハードロック史上歴史的な成功を収めた超名盤。アメリカのビルボードチャートではかのマイケル・ジャクソンの「BAD」に次ぐ2位まで上昇。

初期のブルース路線から一転。ボーカルのデイヴィッド・カヴァデールが高音で歌い叫び、ジョン・サイクスのギターヒーローばりの活躍が私の心を捉えて離さなかった。

『曲レビュー』

1「Crying in the Rain」のっけからかっこいい歌声を聞かせるカヴァデール。歌詞もかっこいい。全体を通し哀愁が漂う。ギターソロではドラムとの激しい共演も。最後のシャウトまで本当にかっこいい。

2「Bad Boys」ではアメリカのバンドのような激しいハードロックが聞ける。冒頭のシャウト「あおあおあおーん!」は思わず真似したくなる。ここでもギターソロが激しく炸裂。

3こんな曲が書けるなんて凄いと思った「Still of the Night」これもイントロから痺れる。私は完璧という言葉は好きではないのだがこの曲はハードロックとして完成形にある。緊迫感に溢れる神曲。

3曲続けて凄い曲を聴いてしまったと思いきや4「Here I Go Again」でさらに高揚させられる。ハードなバラードナンバー。これも間違いなく神曲だろう。

6「Is This Love」では大人のバラードといった印象だ。こういった歌を聞かせるところも大きな魅力に感じる。

7「Children of the Night」と8「Straight for the Heart」ではキャッチーなハードロックが立て続けに聞ける。

9「Don’t Turn Away」この名盤を締めくくるに相応しい曲。熱くなった心を心地よく癒してくれるような感じがして良い。

【収録曲】

1.Crying in the Rain
2.Bad Boys
3.Still of the Night
4.Here I Go Again
5.Give Me All Your Love
6.Is This Love
7.Children of the Night
8.Straight for the Heart
9.Don’t Turn Away

感想など

私はWHITESNAKEはこの作品の前は数枚しか聞いておらず、そこまで好きという訳でもなかったので、このアルバムを聞いた時はぶったまげた。アルバムの曲順(日本盤)も最高だと思う。

HR/HMを聞かない友人におススメを紹介する時はこのアルバムは必ず入ってくる。歌声がとても魅力的だし楽器陣も最高の演奏を奏でているからだ。特にジョン・サイクスの鬼気迫るプレイは圧巻の一言である。

アメリカだけでも1000万枚以上売れているこのアルバムは各曲はもちろんの事、一つのドラマだったりストーリーのように聞けるところがまた魅力的である。万人におススメしたい1枚だ。

残念ながら本作のレコーディング終了後、ボーカルのデイヴィッド・カヴァデールを除くメンバーが総入れ替えとなってしまった。同じメンバーで次の作品を作ってほしかったところだ。

私はハードな路線が大好きなのでこのアルバムと次作「SLIP OF THE TONGUE」を愛聴している。

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