HEAVENLY/SIGN OF THE WINNER サイン・オブ・ザ・ウィナー(2001)

アルバムレビュー

点数 90点

Sign of the Winner
Sign of the Winner

メロディックパワーメタル メロディックスピードメタル
フランス

『フランスからジャーマンメタル?いいですこれ!クサメロ大爆発』

フランス出身のヘヴンリーによる2ndアルバム

2作目にしてスピード、クサメロ、素晴らしいフレーズが溢れ出る良作。楽器陣もそつなく良い仕事してます。

弱点はヴォーカルが弱い事。ここでキスクでも歌ったら大化けするレベルの楽曲陣は兼ね備えている。

ただしヴォーカルが作曲の中心なのでそこは変えられないだろう。ハロウィンやガンマレイ、ストラトやソナタ等が好きなら楽曲は気に入るはずだ。

疾走メロスピ、クサメタルが好きな人はぜひ。

『曲レビュー』

劇的なインストの1「BREAK THE SILENCE」やや長めか。2の為に聴いておくのがGOOD。

2「DESTINY」静かな立ち上がりだが、これは1からの続きなのだろう。セリフの後にクサいメインリフが来てガッツポーズ。からの「イヤァーーーー」で一緒に叫びます(笑)。Aメロ、Bメロ、サビ共にクッサクサで素敵な疾走曲。サビ終わってからも再び「イヤァーーーー!」このノリ大好き。バッキングにコーラスと良い感じ。ギターソロもメロディアスに聴かせてくれる。

3「SIGN OF THE WINNER」イントロからクサメロ爆発ガッツポーズ。これも疾走曲。低音に下げてから高音に上がる印象的なサビで悶絶大合唱。からの「イヤァーーーー!」で再度激悶絶。ヴォーカルのベン・ソット叫びすぎ(笑)ギターソロの展開も素敵。あっという間に時間が過ぎる。

4「THE WORLD WILL BE BETTER」バラードと思わせるイントロ後すぐに疾走スピードメタルナンバーへ。やっぱりカッコいいですこのバンド。Bメロがとてもクサくて良い。サビは一緒に叫ぶでしょう。ツインギターのソロとそれからの展開も良い感じ。

5「CONDEMNED TO DIE」まだまだ疾走していきます!色んなバンドに似てると言われようとこのバンドはやはり良い。ギターが場面場面でカッコいい。一緒に歌えるメロディを弾いている。ドラマティックに展開する曲。

6「THE ANGEL」バラード調で始まる短い曲。聴くと分かる「四時エンジェル」はこれです(笑)

7「STILL BELIEVE」またもや疾走曲。この潔さとクサさ、たまらない。こちらも展開がカッコいい。ドラムが素敵。全部通してコーラスワークが多いのでヴォーカルの弱さが気にならない。サビでは拳を挙げてしまう。ここでもシャウトは全開。

8「THE SANDMAN」これはカボチャさんに似てますね。さらに昇華させている感じでギターソロも良し。最後はしっかりシャウトで持っていきます。

9「WORDS OF CHANGE」イントロがクサさ爆裂。疾走パートとミドルテンポのパートと緩急があって良い。サビはかなりキャッチーな哀愁漂うメロディ。ギターソロもメロディアス。終わり方もカッコいい。

10「UNTIL THE END」最後は大作でフィニッシュ。キーボードが良い感じでフィーチャーされている。最後の方は聴いていて感動。からの…「イヤァーーーー!」

【収録曲】

1.BREAK THE SILENCE
2.DESTINY
3.SIGN OF THE WINNER
4.THE WORLD WILL BE BETTER
5.CONDEMNED TO DIE
6.THE ANGEL
7.STILL BELIEVE
8.THE SANDMAN
9.WORDS OF CHANGE
10.UNTIL THE END

感想など

3rd「DUST TO DUST」とかなり悩んだが、分かりやすいクサメロをやっているという事でこれにしてみた。

フランスにも良いバンドいますね~!これだけジャーマンメタルをやってくれるのはお見事としか言いようがない。

ヴォーカルだけ違う人の声で聴いたらどんな風に聴こえるだろうか。とても興味は尽きない。

シャウトが多いので聴いていて私的には気持ちいい。アーライ先生のような癖の強さを持っていると思う。

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