SLAYER/REIGN IN BLOOD レイン・イン・ブラッド「血の王朝」(1986)

アルバムレビュー

点数 94点

スラッシュメタル
アメリカ

レイン・イン・ブラッド(SHM-CD)
【SHM-CD仕様/ジュエルケース/解説・歌詞・対訳付】 ■1986年に発表された「エンジェル・オブ・デス」「レイニング・ブラッド」他を収録したサード・アルバム。 曲目 1.エンジェル・オブ・デス 2.ピース・バイ・ピース 3.ネクロフォビ...

『最強!最凶!最狂!最叫!スラッシュメタルの聖書』

アメリカ出身のスレイヤーによる3rdアルバム

超激烈神曲「ANGEL OF DEATH」が収録されている名盤。

私はスラッシュメタル全般を理解するまでに時間がかかった方なのだが(基本後追いの為)、このアルバムは一聴して凄いと感じた。いくつもの言葉を並べるより一回聴いてみた方が良い。そのくらい破壊力を持った作品である。

とにかくスピードが速い。10曲みっちり聴いても30分弱しかないが濃密な内容になっている。その間ずっとヘドバンしていられるくらいだ。スラッシュメタル最強のアルバム。

『曲レビュー』

1「ANGEL OF DEATH」最初のギターリフとドラムのフィルインからの2バス、ヴォーカルのシャウトでもうやられる。リフも2バスもとにかく速くてカッコいい。BPM210…より速く感じるのは鬼気迫るプレイのなせる技だろう。最強の曲と言っても過言ではない。速いだけでなくきちんと展開も見せ、イカれたギターソロが始まりイカしたドラムで締めていく。ベースヴォーカルのトム・アラヤの歌も何て速い事か。最後はシャウトではなく叫びで終わる。邪…いや、神曲だ。

2「PIECE BY PIECE」2分で終わる爆裂曲。イントロの三連リフから疾走していくのがカッコいい。短いのに展開もしっかりある曲。最後はやはり叫び。

3「NECROPHOBIC」いや、本当に速い。BPM240より速いとか…?2よりさらに短い曲。ギターリフもソロも凄い勢い。どうしてこんな短い中で展開が作れるのだろうか。ふう。そして最後はちゃんと叫び。

4「ALTAR OF SACRIFICE」速いのはもちろんの事、メロディも聴かせてくれる曲。リフが良い。アーミングも効果的。徐々にスピードダウンしていき5へとつながっていく。

5「JESUS SAVES」4からの流れでミドルテンポで始まる。が、やはり激速になるのである。よくこの速さの中で歌えるなぁと感心。ギターソロも速くて良い。

6「CRIMINALLY INSANE」グルーブのあるドラムでミドルテン…また激速で走っていきます。ギターソロも速い。そして叫びで終わる。

7「REBORN」全てが速い。リフが素晴らしい。アイウィルビーリボーーーーン!(壊)

8「EPIDEMIC」イントロのドラムはこれどうやっているんでしょうか。デイヴ・ロンバードのドラムは凄い。まさにスラッシュメタルという感じの曲。

9「POSTMORTEM」やっとミドルテンポでズンズンと聴かせてくれます。ギターリフがカッコいい。ヴォーカルのシャウトがイカれてる。そして後半になり一気に激速な曲に。そして10へとつながる。

10「RAINING BLOOD」雷と雨(血の雨?)の効果音からゾクっとする。ドドドン!と響くドラム。そこから邪悪なギターリフが入りまた一気に疾走していく。最後は全楽器が大暴走。そしてまた雷と雨に…。

【収録曲】

1.ANGEL OF DEATH
2.PIECE BY PIECE
3.NECROPHOBIC
4.ALTAR OF SACRIFICE
5.JESUS SAVES
6.CRIMINALLY INSANE
7.REBORN
8.EPIDEMIC
9.POSTMORTEM
10.RAINING BLOOD

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感想など

このアルバムは凶暴性があるので個人的にドライブの時にはおススメしない。30分、時間のある時にガッツリ聴きましょう。首が鍛えられるはず。

私はスラッシュメタルはほとんどが後追いで聴いているので、この作品が1986年に作られている事に驚きを隠せない。約40年前に作っているのだからもっと古臭く聞こえてもおかしくないと思う。だが、今聴いても迫力が凄いしこれはメンバー全員の力量、熱量によるものなのだろうなと思う。

リアルタイムで聴いている人達は私よりももっと衝撃的だったに違いない。

2019年に一度解散しているが今年2024年に再結成をしている。

コメント

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