RATT/DETONATOR ディトネイター(1990)

アルバムレビュー

点数 91点

ハードロック LAメタル ヘアメタル
アメリカ

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『LAメタルの代表格!オリジナルメンバーで作られた最後の作品』

アメリカ出身のラットによる5枚目のアルバム

LAメタルの代表格。オリジナルメンバーで製作された最後の作品。

メンバーは

スティーヴン・パーシー(ボーカル)
ウォーレン・デ・マルティーニ(ギター)
ロビン・クロスビー(ギター)
フォアン・クルーシェ(ベース)
ボビー・ブロッツァー(ドラム)

全米23位でゴールドディスクを獲得。

2、3、10がシングルカットされている。

ラットンロールとまで言われた音楽性を持ち、独特なヴォーカルの声とギターの上手さが目立つ。

『曲レビュー』

1のイントロから2「SHAME SHAME SHAME」へ。非常にカッコいいギターリフからイン。リフが速くてドラムはどっしりとした印象を受ける。スティーヴンの歌が入るともうラットの世界観だなと思う。それ程までに特徴的な声だ。サビは覚えやすく一緒に歌ってしまうだろう。そしてギターソロ…やはりカッコいい。ラットは楽器陣が良いなって思う。佳曲。

3「LOVIN’ YOU’S A DIRTY JOB」大きく跳ねた感じのリズムを持った曲。これもサビが覚えやすいので一緒に歌ってしまうだろう。ギターソロは渋い上にテクニカルだ。

4「SCRATCH THAT ITCH」頭打ちのドラムが耳を引くナンバー。冒頭のギターソロで既にやられてしまう。シャウト気味に歌うヴォーカルも目立っている。ウォーレンのギターソロはやっぱりカッコいい。

5「ONE STEP AWAY」とても爽やかなアメリカンハードロックナンバー。キャッチーで一聴したら耳に残るだろう。コーラスワークも良い感じで、サビは一緒に歌ってしまうだろう。

6「HARD TIME」音像の影響もあるがとてもハードに聴こえる曲。ドラムのパターンがちょっと変わってて耳を引く。サビもとても分かりやすい。短いが空を駆け巡るようなギターソロが聴ける。

7「HEADS I WIN, TAILS YOU LOSE」ラットらしいハードロックナンバー。こちらにはジョン・ボン・ジョヴィがコーラスで参加。曲に華を添えている。やはりギターソロがカッコいい。

8「ALL OR NOTHING」ノリの良い感じのハードロックナンバー。リズムに合わせて体が動いてしまう感じだ。このノリに合わせてのギターソロがまたカッコいい。

9「CAN’T WAIT ON LOVE」LAメタルな感じの曲。冒頭からギターソロを聴かせてくれる。ベースラインもとても印象的だ。歌メロはキャッチーで聴きやすい。やはりここでもギターソロが目立って素敵。

10「GIVIN’ YOURSELF AWAY」明快なバラード。これはドライブに合いそうだ。言うなればアメリカンハードロックバラード。スティーヴンの珍しく低い声からいつもの声まで聴ける。サビは一緒に歌ってしまうだろう。ギターソロはもちろん良いです。

11「TOP SECRET」これぞラットな曲。ノリがよく聴きやすい。このノリと独特なヴォーカル、そしてカッコいいギターソロ。分かりやすい。

【収録曲】

1.INTRO TO SHAME
2.SHAME SHAME SHAME
3.LOVIN’ YOU’S A DIRTY JOB
4.SCRATCH THAT ITCH
5.ONE STEP AWAY
6.HARD TIME
7.HEADS I WIN, TAILS YOU LOSE
8.ALL OR NOTHING
9.CAN’T WAIT ON LOVE
10.GIVIN’ YOURSELF AWAY
11.TOP SECRET

感想など

このバンドの強みはやはり一聴して分かるヴォーカルとギターかなと思う。

5や10などは他のヴォーカルでも聴いてみたいなと思った。曲がとても良い。

ギターが上手いので、もし激ウマなヴォーカリストがいたらどんな音楽になっていたのか、そこにも興味がある。と同時にやはりこの声あってのラットだなという思いもある。

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