点数 90点
ハードロック ヘアメタル
アメリカ
『全米チャート2位!キャッチーで良質な曲が満載』
アメリカ出身のポイズンによる3rdアルバム
良作を出し続けているポイズンがさらに音質を改善して出したアルバム。やはり曲が圧倒的に良い。14曲あるがイントロがいくつかあり、実際には1時間無いので聴きやすいだろう。
ポップなロックなので万人におススメ出来るアルバム。ヴォーカルのブレット・マイケルズは所謂ハイトーンではないので普通に皆が歌える曲が多いと思う。
プロデューサーは敏腕ブルースフェアバーン。
『曲レビュー』
1のイントロから2「VALLEY OF LOST SOULS」元気で陽気な感じでスタートだ。ドライブにピッタリなナンバー。ギターリフもさりげなく良い感じ。
3「(FLESH & BLOOD) SACRIFICE」アルバムの表題曲。スローなロックながらサビは一緒に歌いやすい。コーラス側に回るのも良し。ギターのC・C・デヴィルもソロ頑張っている。
5「UNSKINNY BOP」大ヒットしたシングル。ベースラインがとても印象的な名曲。キャッチーすぎて思わず歌って踊りたくなる曲。
6「LET IT PLAY」明快なギター&ベースリフの佳曲。これも一緒に歌いたくなる曲だ。中間部の少し強めの歌いまわしも良い。
7「LIFE GOES ON」冒頭のギターハーモニーから涙が出てしまうバラード。心に沁みる名曲。泣きのギターソロもありドラマティックで歌詞も泣ける。
9「RIDE THE WIND」爽快で力強くキャッチーな名曲。イントロのギターリフから気分が良くなる。この曲はこのヴォーカルじゃないと味が出ないなと思った。これもドライブのお供にしたい曲。
10「DO’NT GIVE UP AN INCH」ドラムのカウベルが印象的なポイズンらしい曲。聴いているとノリも良くなる。
11「SOMETHING TO BELIEVE IN」ピアノから始まるバラード。ブレットのヴォーカルも凄く合っている。曲調は悲しくないが歌詞はとてもシリアスな曲。
ギターのイントロが印象的な12「BALL AND CHAIN」明快なロックンロールナンバーだ。ドラムもバスの踏み方も頭に残る。
13「LIFE LOVES A TRAGEDY」バラード調で歌い始め途中からバンドの演奏が入ってくるところが素敵。これも歌詞が泣ける。テンポも良く爽やかな曲調だが哀愁もきちんと入れている。
【収録曲】
1.STRANGE DAYS OF UNCLE JACK
2.VALLEY OF LOST SOULS
3.(FLESH & BLOOD) SACRIFICE
4.SWAMPJUICE (SOUL-O)
5.UNSKINNY BOP
6.LET IT PLAY
7.LIFE GOES ON
8.COME HELL OR HIGH WATER
9.RIDE THE WIND
10.DO’NT GIVE UP AN INCH
11.SOMETHING TO BELIEVE IN
12.BALL AND CHAIN
13.LIFE LOVES A TRAGEDY
14.POOR BOY BLUES
感想など
1stに2ndが好きな方も多いと思うが私はこのアルバムが一番気に入っている。楽曲の幅が広がった感じがするのだ。一緒に歌える曲が多いのも彼らの強みだろう。
演奏面が不安要素の一つではあったが特にギターのC・C・デヴィルが頑張ったようで何よりだ。
ポイズンはエンターテイナー性の高いミュージシャンなのでライブを観るのが面白いだろう。見た目も派手で女子人気が高いバンドだ。メンバーチェンジはあったものの今も元気に活躍している。
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