IRON MAIDEN/THE NUMBER OF THE BEAST 魔力の刻印(1982)

アルバムレビュー

点数 95点

ヘヴィメタル ハードロック
イングランド

魔力の刻印
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『一つの様式を作ったヘヴィメタルの重要作にして名盤』

イングランド出身のアイアン・メイデンによる3rdアルバム

ヴォーカルのポール・ディアノを解雇し後任にブルース・ディッキンソンを迎えた最初のアルバム。高音域を自在に歌い上げるブルースが加入した事により音楽的な幅が広がり世界的な成功を収める事に。

ドラムのクライヴ・バーにとって最後の作品となる。

かなり歴史の長いバンドでメンバーチェンジも多く行っているので、先にこの作品のメンバーを書いておく。

今作のメンバーは
ブルース・ディッキンソン(ボーカル)
デイヴ・マーレイ(ギター)
エイドリアン・スミス(ギター)
スティーヴ・ハリス(ベース)
クライヴ・バー(ドラム)

UKチャートで初めて1位を獲得。全米チャートは33位。プラチナムに認定された。

ヘヴィメタルの様式におけるお手本のような作品でありつつ、1stアルバムから持っていた激しさも兼ね備えている名盤。

ベースのスティーヴ・ハリスがリーダーだからなのか、ベースラインがとにかくよく動くバンドだ。一般的にベースは聴こえない、もしくは聴き取れない人が多いと思うがこの人のベースはハッキリ聴こえるだろう。(HR/HM好きな人はどのバンドのベースも聴き取れると思うが)

『曲レビュー』

1「INVADERS」冒頭のドラムとベースの入り方だけで既にカッコよさを感じてしまう。単純ながらも何かが始まるぞと思わされる。からのギター&ベースのリフがまた素敵。スピード感に満ち溢れる疾走ナンバーだ。リフは口ずさむ事が出来る程メロディアスだ。ブルースのヴォーカルも絶好調で良いハイトーンだ。サビの直後に流れるリフも印象的。1stアルバムで聴けるような激しさも持ち合わせていると思う。ベースラインがよく動くので耳を引く。

2「CHILDREN OF THE DAMNED」前半は静かな感じで進んでいく。とは言ってもブルースの歌唱は力強いが。中盤でいきなり展開を見せ、後半部に向けて激しく強い演奏になる。クライヴのドラムの激しさも聴きどころだ。ハイハットを速いスピードで鳴らしている。ピロピロでメロディアスなツインギターもカッコいい。ドラマティックな佳曲と言えよう。

3「THE PRISONER」冒頭のセリフからドラムでイン。ミドルテンポで進んでいくのかと思いきやスピードメタルな曲に。ハリスのベースが凄く耳を引く。キャッチーなサビは一緒に歌ってしまうだろう。様式美的なツインギターソロ~ギターソロもカッコいい。ドラムが全体的に圧倒感を持っていて気持ちいい。

4「22 ACACIA AVENUE」冒頭の歌い出しは一緒に歌ってしまう魅力を持っている。ギターリフも単純ながらもカッコいい。疾走しつつヴォーカルが伸びやかな歌唱を聴かせてくれる。急に展開を見せミドルテンポに。さらに展開しギターソロへ。渋くて良い感じだ。この曲も1stに入っていてもおかしくないと思わされた。

5「THE NUMBER OF THE BEAST」表題曲。冒頭のセリフからギター&ベースのリフ、そしてヴォーカルが印象的だ。楽器陣のキメからのシャウトもバッチリだ。曲は疾走ナンバーへ。サビが凄く印象的で「シックス!シックス!シックス!」は一緒に叫んでしまうだろう。全体的にベースラインがカッコいい。バキバキ鳴る程強く弾いているのだろうか。ギターソロは弾きまくりだ。

6「RUN TO THE HILLS」冒頭のドラムがもうカッコいい。これは一つのドラム決定版のようなリズムだろう。からのギター&ベースのリフがまた超印象的で、よく考えついたなと思わさせられる。最初こそミドルテンポで始まるが本編は疾走ナンバーだ。ドラムのフィルもまた最高だ。ボーカルは全体的に力強くサビはコーラスと共に歌ってしまうだろう。ギターソロはここでも弾きまくりで、後ろに流れるベースも素敵。ソロ上がりの音階が上がっていく部分も良い感じだ。私はこの曲を聴いて鳥肌が立ってしまった。名曲だろう。

7「GANGLAND」お次も疾走ナンバー。クライブのドラムは本当にカッコいいですね。様式美的なツインギターソロも聴ける。ボーカルはここでも絶唱。普遍的なヘヴィメタルと言えよう。

8「HALLOWED BE THY NAME」沢山ドラマティックに展開していく曲。静かな立ち上がりからロングトーンを聴かせてくれるボーカル。ここだけでも凄いが次に展開した所では絶唱もののハイトーンが聴ける。ギターのリフがハモったりするので印象的だ。何度も展開を見せるのでプログレ的な側面も持っていると言えよう。疾走パートでギターソロが弾きまくっている。これはヴォーカルがブルースならではでの完成度だろう。

【収録曲】

1.INVADERS
2.CHILDREN OF THE DAMNED
3.THE PRISONER
4.22 ACACIA AVENUE
5.THE NUMBER OF THE BEAST
6.RUN TO THE HILLS
7.GANGLAND
8.HALLOWED BE THY NAME

感想など

私はこの辺の年代の作品はかなり後追いになってしまうのでリアタイ世代の人達が羨ましく感じる。さらにアイアンメイデンは食わず嫌いで聴いてこなかったので今後もっと聴いてその音楽性と世界観に触れていきたいと思う。

実のところ私はブルースよりポールのヴォーカルの方が好きなのだが、こればかりは好みだと思う。今作以降のヘヴィメタルな作風はブルースだからこそ成しえただろう。

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