点数 90点
ハードロック
オーストラリア
『全米2位!全英4位!カッコいいリフ満載のロックンロール。バラエティに富んだ好盤』
オーストラリア出身のエーシーディーシーによる12枚目のアルバム
縦ノリロックンロールの世界一みたいな感じのバンド。ほとんどのアルバムでそれが聴けるところは特筆すべきところだ。
今作はキャッチーで佳曲揃い。特に前半部は佳曲の連続。ブライアン・ジョンソンの金切りヴォイスの歌声は好みが分かれるところかも。
名プロデューサーのブルース・フェアバーンを起用している。
『曲レビュー』
1「THUNDERSTRUCK」非常にカッコいい曲。イントロのギターが素晴らしい。これから何かが起こるぞという雰囲気を出している。そこに入ってくる掛け声と「サンダー!」の叫びで一気にボルテージが上がっていく。一緒に叫んでしまう事間違いなしだ。そしてヘヴィなリフとキャッチーな楽曲にどんどん引き込まれていく。間違いなく名曲だ。
2「FIRE YOUR GUNS」1の余韻も冷めぬ中、楽曲はスピーディに。エンジン全開の疾走ロックンロールナンバー。シンプルなリフがまた良い。こちらもサビで叫んでしまう。佳曲。
3「MONEYTALKS」お得意の縦ノリロック。キャッチーでポップだがヴォーカルがヘヴィに聴こえる。サビは大合唱。ヒットした佳曲。
4の表題曲「THE RAZORS EDGE」はシリアスなナンバー。ヘヴィな曲。バッキングがカッコいい。
5「MISTRESS FOR CHRISTMAS」ジングルベル~ジングルベルで始まるAC/DCにしては爽やかな曲。
6「ROCK YOUR HEART OUT」ベースラインの気持ちいい適度に疾走感を持った曲。ザクザク感とヴォーカルがよく合っている。
7「ARE YOU READY」ライブ向きな佳曲。シンプルで叫びやすいのがいい。ヘヴィな部分とキャッチーな部分が行き来してカッコいい。ギターソロが渋い。
8「GOT YOU BY THE BALLS」私がAC/DCに抱くイメージを持った曲。ずっと縦ノリで進むような感じだ。
9「SHOT OF LOVE」気分の良いドライブ感を持った曲。後半部にこういう曲があるのはとても良い。どの曲もそうだが思わず首が縦ノリになってしまう。
10「LET’S MAKE IT」キャッチーで彼らなりの爽やかソングに聞こえる。もっともヴォーカルはヘヴィだが。
12「IF YOU DARE」ベースリフの目立つ曲。普遍的なロックといった感じだろうか。私はサビの部分のコーラスがどうしても「だまらっしゃい~♪」に聞こえてしまう(笑)
【収録曲】
1.THUNDERSTRUCK
2.FIRE YOUR GUNS
3.MONEYTALKS
4.THE RAZORS EDGE
5.MISTRESS FOR CHRISTMAS
6.ROCK YOUR HEART OUT
7.ARE YOU READY
8.GOT YOU BY THE BALLS
9.SHOT OF LOVE
10.LET’S MAKE IT
11.GOODBYE & GOOD RIDDANCE TO BAD LUCK
12.IF YOU DARE
感想など
私はこのアルバムからAC/DCを聴き始めたので一番思い入れがある。名盤は人それぞれ違うのかなとも思う。
個人的には1~3曲目で既にノックアウトされてしまった。
一般的に名盤とされているのは世界で5300万枚以上を売り上げている「BACK IN BLACK」(凄い!)
日本ではあまり人気の無い彼らではあるが、ライブに行った事はあるのでとても良い経験をしたと思っている。
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